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お知らせ

≪開催報告≫コンテンポラリーダンス・即興劇(インプロ)体験ワークショップ

「コスモ舞台芸術アカデミー(ぶげい)」のプログラムとして6月から全5回開催してきた、2つのワークショップが10月15日に終了しました。

 

コンテンポラリーダンス体験ワークショップ(6/18, 7/30, 8/27, 9/17, 10/15開催)

 佐久市の地域おこし協力隊としても活躍する竹田栄次さんを講師に招いて開催しました。

 コンテンポラリーダンスは自由な身体表現といわれますが、実際に見学をして

 「ダンス」は音楽に合わせて踊るだけでなく、もっと幅広い概念のものなのだと認識を新たにしました。 

 具体的にどんなことをするかというと、例えば「身体の動きで自己紹介をする」というワークがありました。

 自分の名前や、好きなもの、出身地などを言葉を使わずに体で表してみようというもの。

 自分だけで表現を完結させるのではなく、他者の反応や表現をくみ取って、相互に影響し合いながらつくっている感じでした。

コンテ1

自分の体で自己紹介。「これはこういうことを表しているのかな?」と想像しながら見るのも楽しかったです。

コンテ2

コンテンポラリーダンスについての座学も

コンテ3

身体をほぐしながらコミュニケーションをとります

 

参加者からは

「毎回新しい発見や感覚を味わった。脳が活性化されて本当に楽しかった。」

「普段閉じている感覚が開かれるような感じ」

「人とのつながりの楽しさを味わうことができた」

といった声が聞かれました。

 

 

即興劇(インプロ)ワークショップ(6/18, 7/30, 8/27, 9/24, 10/15開催)

 2022年に佐久市に移住され、即興劇の公演などもされている菅田真理子さんを講師に招いて開催しました。

 「即興劇(インプロ)」とは何かということから教えていただきました。

 茶道や武道など、「道」とつくものには基礎となる型があり、「守・破・離」のステップで熟達していくもの。

 このことはインプロにも通じ、基礎を身につけることを大切にされているとのことでした。

インプロ1

 

ワークはどんなことをするかというと、例えば…

 〇お題を与えられて参加者全員で形を作る

  誰がどのパーツを作るか、即時に判断して自分の役割を考えます。 

インプロ3

自転車!

 

 〇商売人・お客・通訳の3役で即興

 ・商売人とお客は、ジブリッシュ(※)で話す(誰もしゃべっている内容がわからない)

  ※意味のないでたらめな言葉を口に出すことを「ジブリッシュ」というそうです

 ・通訳がやり取りを翻訳する

 役割以外は何も決まっていないので、3人がお互いに動きや表情をくみ取りながらアクションを起こさなくてはいけません。すごい脳みそが疲れそうなワークでした。

インプロ2

 

参加者からは

 「自分のこと、他者のことをさまざまな角度から考えるということを学びました」

 「日常生活におけるコミュニケーションの取り方にも活かせそうです」

 「自分が普段やっていることを分かりやすく解説してくれたような感じがします」

 との声が聞かれました。

 

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こういったワークショップはハードルが高く感じる方も多いかもしれませんが、日常生活のヒントも得られるかもしれません。今後もいろいろな企画をしてまいりますので、新しい刺激を楽しみに、お気軽に足をお運びいただけると幸いです。