館長ごあいさつ
館長ごあいさつ
ご 挨 拶
Greetings
5月からは新型コロナウイルスも2類から5類へ移行となり、文化事業団ではフル開催で事業を実施しています。特に今年度はコロナ下で滞っていた公立ホールの役割や将来像を見据え、国の補助金等を活用しての新たな取り組みを始めました。それが鑑賞だけにとどまらない「ホール寄席」「沖縄燦燦公演」等のテーマ一体型公演。そして「共生・包摂」に目を向けた、「アーツで社会課題」に寄り添う地域連携型文化事業です。
都会とはスケール感も存在事情も異なる地方都市で、如何にオリジナリティを発揮し、佐久市の芸術のブランディング化を図るべきか。多様化の波に吞み込まれることなく、これからに求められる公立ホール像をしっかり描きたいと考えています。今後の活動にご理解・ご協力を賜りますよう職員・スタッフ一同心よりお願い申し上げます。
(一財)佐久市文化事業団館長兼芸術監督
奥村達夫
劇作・演出家 PLAYWRIGHT・DIRECTER
奥村 達夫 OKUMURA TATSUO
日本演出者協会会員・芸術家専門指導員
日本人の感性にフィットする都会的で洒落た創りのミュージカル作品に圧倒的な評価を獲得している。最近はミュージカル作品の劇作・演出ばかりでなく、大型イベントや国際フェスティバル等のプログラムディレクターや芸術監督、ディナーショー等の構成など幅広い分野に積極的に進出。「’99国際児童青少年演劇アジア大会」、「日韓・日中韓PAC(パフォーミングアーツ・コラボレーション・フェスティバル)2002」、「アジア舞台芸術祭2002東京」等のプログラムディレクターとして世界各国を往来し大型国際フェスティバルを成功に導いている。また地方自治体からの要請を受けて市民ミュージカルの指導・演出を行う他、ワークショップや大学・専門学校での講演など多彩なフィールドで活躍。その確かな手腕と指導力は各方面から注目されている。
【主な脚本・演出作品】
○オフ・ブロードウェイミュージカル『ベイブス・イン・ザ・ウッド』
○ミュージカル『山田ババアに花束を』(翌年山田邦子主演映画化)主演:なかいおり(元宝塚)
○ミュージカル『カラミティジェ―ン』主演:剣幸(元宝塚トップスター)/夏夕介/小鹿番
○バンダイ・スペシャルミュージカル『大草原の小さな家』主演:前田美波里/目黒祐樹/他
○ミュージカル『黄色いバット』(熊谷文化創造館オープニング記念公演)主演:井上順一/他
○ミュージカル『ハウ・ツウ・デイト2』主演:鳳蘭/他
○ファミリー・ミュージカル『ものいうかしの木』(1800回のロングラン公演を達成)
○バンダイ・スペシャルミュージカル『かぐや島伝説』(セーラームーン)主演:原史奈/他
○日中国際共同制作 アクロバティック・ミュージカル『ムービング』出演:中国国立雑技団
○他
【主なライブショー等の構成・演出】
○ピンクレディー「再会」ディナーショー(※全国ツアーも担当)
○ライブUFO
○沖縄歌舞劇団「美」舞踊劇(琉球舞踊の最大会派玉城流玉扇会)
○他
【国際大型フェスティバル等のプログラム及びアートディレクター】
○‘99国際児童青少年演劇アジア大会(通称:子どもリンク21)
※海外16劇団、国内76劇団参加のアジア最大規模の国際フェスティバル
○WMF(世界民族音楽日本縦断フェスティバル)
※5大陸から7グループを招聘しての国際音楽フェスティバル
○「日韓・日中韓PAC(パフォーミング・アーツ・コラボレーション・フェスティバル)2002」
※日中韓3ヶ国による国際共同製作作品だけのフェスティバル(9作品)
○「アジア舞台芸術祭2002東京」
※東京都主導による第1回アジア舞台芸術祭。第2回はインドにて開催
○「EU児童青少年演劇日本縦断招へい公演(EU・TAC2005)」
※EU諸国から17芸術団体を招聘して、全国規模のフェスティバルを実施
【その他の活動】
○ジャパンエクスポ‘93信州博覧会テーマ館
★ミュージカル『ふれあいシンフォニー』作・演出
○文化庁助成まちづくり文化事業
★沖縄県名護市市民劇の指導と公演
○他