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館長のヒトリゴト

子ども創作活動プロジェクト『始まりのIPPO』も見合わせます

2020.04.23

写真『始まりのIPPO』は〈キッズ・サーキット in 佐久〉を観て聴いて楽しむばかりでなく、子どもたちの想像力を集め作品発表にチャレンジする企画。地域創造からの助成金をいただき三年目、今年が集大成の目標年でした。子どもたちの創作への意欲は高く私たちも子ども時代の演劇(音楽やダンス、他も含め)体験が果たす大切さを痛感しています。それだけに丁寧な取り組みが出来るよう昨年末から、鳥獣戯画の皆さんと準備を続けて来ました。そして本当なら5月17日(日)のオーディションを経てスタートするはずでした。〈キッズ・サーキット〉の見合わせは同時に『始まりのIPPO』の出発進行への赤信号。それも再開の困難を告げる「待った!」なんです。学校休業などを鑑みると今後十分な稽古時間が確保できないと予測されます。お稽古が出来なければ舞台は作れません。しかし決して諦めることなく集大成の場を模索して努力は続けます。「コロナよ去れ。子どもたちの夢を、楽しさを奪うな!」。いま心を込めて小さなアマビエを作っています。