6月2日佐久平交流センターで14時から、「ときめきオペラコンサート －黄金の輝き 笛田博昭－」でした。開場45分前からお客さまが並び始め開場時には200人近い列に。ステージは一曲目からbravoの掛け声と大拍手。笛田さんの卓越したテノールの美声に先ずは心酔。佐藤亜希子さんの美しいソプラノ、そして河原忠之さんの繊細なピアノと相まって、超×超極上のステージとなりました。

第二部の『蝶々夫人』は今回ハイライトでしたが、私の初オペラ鑑賞がミラノ・スカラ座（伊）での浅利慶太氏演出（1986年）。以降2007年に1度、そして今回。昭和、平成、令和の時代に「蝶々夫人」と出会えたこと。特別な意味はないものの感慨深く聴き入りました。

さて主催者として大満足だったのは勿論ですが、お客さまにとっても最高のひと時ではなかったでしょうか。お三方に握手を求めて出来た長蛇の列がそれを物語っていました。世界が認めた笛田さん、次にまた佐久にお招きできる機会があれば是非お呼びしたいものです。