館長のヒトリゴト
「こころのミュージカル2017」成功裡に幕
- 2017.11.16
11月12日(日)、秋の日差しが降り注ぐコスモホールには朝から多くのお客さまです。
第9回目となる市民創作型事業「こころのミュージカル2017」
ミュージカル『時空をまたぐ汽笛 -佐久に鉄道を敷こう-』
1回目11:00~ 2回目15:00~ の2回公演です。
公演回数を重ねるごとに賑やかとなり今年もホールの外にはキッチンカーが出店
またロビーには鉄道写真展の他、製作委員会の売店、
今公演のモチーフとなっている、JR小海線・中込駅が告知用のブースを
そのお隣にはご当地人気ゆるキャラの”ハイぶりっ子ちゃん”がグッズ売場を構えるなど、
実にバラエティに富んでいました。
鑑賞する場がカーニバルのような祝祭性に包まれることは大いに結構!
「幕間や前後にお客さまを飽きさせないぞ」、そんな主催者の心意気が感じられました。
さて公演は3時間の大作、ファミリーでの鑑賞者も多いため、流石にこの長さは見直すべきだとのご指摘も。
とは言え作品への評価はおおむね好評、
地域の先人をモチーフとした佐久ゆかりの物語に惜しみない拍手を頂戴しました。
演出として関わった私もホッと一安心です。
いよいよ来年「こころのミュージカル」は10周年の節目を迎えます。
まだ幕が降りたばかりですが12月中旬には早速、作品決定など準備を開始予定。
どんな舞台でお客さまをお迎えすることになるのか、
また節目の年にどうメモリアルな取り組みをして行くのか、
気持ちはもう”鬼が笑うかもしれない”来年に向いています。