館長のヒトリゴト
地域に育つ演劇集団、公演迫る!
- 2017.03.05
佐久市文化事業団の芸術体験講座「通称:PAS(パス)」から発展して誕生した、
「コスモ☆アカデミア」の公演を、来る3月26日(日)13:30開演(開場13:00)
佐久市コスモホールの小ホールで行います。
地元に暮らす(軽井沢や佐久穂町からも参加)演劇好きな老若男女が集まり、
週末を利用して1月からお稽古を続けています。
演劇はなかなか採算が取れず、映画やテレビなどコピー文化を消費財と捉えるなら、
芸術の中でも特に消費できないことに有効性を見出すメディアではないでしょうか。
反面、等身大の人間が声を発し、仕草や態度で表現する面白さは格別で、
電気の力に頼らない不変のアナログさは、
人間が失ってはならない伝達手段の全ての始まりでもあります。
さて第3回目となる今回は、舞台劇「天才バカボンのパパなのだ」(作:別役実)。
警察署長と巡査たちが赤塚不二夫の世界に入り込んで繰り広げる、ちょっと不思議な物語。
バカボン、パパ、ママたちの世界では何が語られ、どんなお話が待っているのでしょう。
佐久市では多分、初となる不条理劇のお披露目。
その不条理な世界にいったん迷い込めば、思わず笑っちゃうばかりか、何と…。
客席120人の濃密な空間の中、地域で育つ、地域のためのコスモ☆アカデミア公演。
チケット(舞台づくり協力金として500円)は残り僅かとなっています!
是非ご覧ください!!