館長のヒトリゴト
満員御礼 オペラハイライト「椿姫」・他
- 2017.02.01
今、佐久の音楽シーンが面白い!
こんなキャッチコピーでご案内しましたオペラハイライト第2弾は、
佐久市文化事業団のアウトリーチ事業”心が豊かになる音楽への招待”の一環として、
少々敷居の高いオペラ公演を普段着感覚でお楽しみいただけるよう企図したものです。
第一部はオープニングアクト”ガラ風コンサート” モーツアルト作曲「フィガロの結婚」。
第二部が”オペラハイライト” ベルディ作曲「椿姫」。
前者がオペラブッファ(喜劇)なら後者が悲劇と対極に近いストーリー作品を取り上げました。
1月29日(日)、会場は佐久平交流センターで開演は14:30から。
当日券もあっという間に売り切れてソルドアウトです。
「フィガロの結婚」はオーディション合格者の安曇野出身の岡村美和子(ソプラノ)さんらに、
配役にあわせて楽曲のみを歌っていただきました。
「椿姫」は一般公募した26人の市民合唱団も交え、
華やかな夜会シーンの幕開きから最終場までを文字通りハイライトで紹介いたしました。
作品はパリ(仏)の社交界を舞台にした高級娼婦のヴィオレッタと、
青年アルフレードの哀しい愛の物語。ヴィオレッタ役はオーディション合格者の大音絵莉さん(ソプラノ)、
アルフレード役は地元出身の藤牧正充さん(テノール)。
他に谷友博さん(バリトン)や小泉詠子さん(メゾソプラノ)など素敵な出演者たちが、
見事な歌声を披露してくださいました。
アーティストにとってもご来場のお客様にとっても心に残る一時ではなかったでしょうか。
さてオペラハイライト企画は今後も継続したいと思っていますが、
なんせ前例となるテキストや構成もなく、一から全てを立ち上げなくてはならず難作業の連続です。
これを乗り越えながらの第3弾となりますので、準備が整うまでの間しばらくお時間をいただければ幸いです。