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館長のヒトリゴト

ハンドベル(Handbell)演奏と体験

2014.11.30

クリスマス・シーズンに似合う楽器と聞かれたら?ハンドベルと答える方が多いのでは?この時期、街のポスターなどでも良く見かけます。

17世紀ごろ英国でキリスト教会のタワー・ベル(組鐘)を何人かで技巧訓練するために誕生した楽器だそうで、正式名称をイングリッシュハンドベル。これがアメリカに渡って独立した楽器となり数人があわせて演奏する形となって完成。以後、賛美歌をはじめ色々な曲が演奏されるようになりました(Wikipedeiaを参照引用)。

これは余談ですが、かってキョンシー(台湾映画)が流行したのを覚えておいででしょうか。幽玄道士シリーズ第4弾(1988年公開)にハンドベル(鐘)にそっくりな楽器が登場します。これを操るとそれに反応してキョンシーが動いて戦うと言ったもの…。不謹慎かもしれませんがキョンシーとハンドベルの組み合わせは意外と笑えました。

さて当事業団主催のアウトリーチ事業“心が豊かになる音楽への招待”を野沢会館(13:30~)で行いました。

今回は「天使のハーモニー」と題して、東京からハンドベルベリーズ(河野さとみさん、夏原薫さん、中村潤子さん、長屋眞由美さん、前野敦子さん)の皆さんをお招きしました。

卓上に並べられた大小様々な種類のベルを操り、色々な奏法を駆使して音楽が生み出されていく。ほとんどの楽器は一人の奏者で奏でますが、ハンドベルはチームでメロディーを作り出します(稀にソロもあるようです)。チームの息の合ったアンサンブルが織り成す妙技と言えるでしょう。

プログラムは、クラッシック音楽、映画音楽シリーズ、クリスマスソングなど15曲ほどのコンサート。そして体験コーナーでは参加者の皆さん方にも実際に本物のハンドベルに触れて頂くシーンも。

文章では音色をお届けできないのが残念ですが、まるでオルゴール箱の中に入ったような心地良い一時を過ごすことができました。

 

Information 

 

12月7日(日)は恒例となった、佐久コスモホール「第九」演奏会です。

開演14:00(開場13:30) 入場料 2,000円(高校生以下 1,000円)

多くの皆様のご来場をお待ち申し上げております。

 

HP