お知らせ
《開催報告》「9月の風 平和コンサート」「ウクライナの子どもたちの絵画展」(9/8)
9月8日(日)「9月の風 平和コンサート」が、3部構成で開催されました。
第1部では、「被爆ピアノ」を修復し、全国各地に「被爆ピアノ」とともに赴き平和活動をされている
矢川光則さんによる「平和の使者 被爆ピアノと私」と題しての講演がありました。
矢川さんの「被爆ピアノ」との出会い・託された当時の思いなどを語っていただきました。
そして、平和は一人ひとりがつくり出していくものであり、その一歩に「被爆ピアノ」がなってほしいと
コンサートを続けておられるお気持ちを話されていました。
第2部では、「被爆ピアノ ミニコンサート」が開かれ、公募で集まった8名の方による演奏がありました。それぞれの方々が「被爆ピアノ」に思いを込めて演奏され、心に響くコンサートとなりました。
第3部は、「戦争を詠み 慟哭の声を聞く」と題し、エフエム佐久平アナウンサーの佐藤真生さんとピアニストの原いづみさんによる詩の朗読やピアノ演奏がありました。
アンケートからは、「全国をまわって活動している矢川さんのお話に感動しました。平和への思いが広がることを願います。」
「なつかしい昔ながらの音色、語りかけてくるような音色に、平和への願いを感じました。」
「佐藤アナウンサーの声や語りがとてもよく、平和について考える機会になりました。」
等々、平和な世界を願うお声をたくさんいただき、平和の尊さに思いをはせる時間となりました。
また、ロビーでは4日~8日まで「ウクライナの子どもたちの絵画展」が同時開催され、ウクライナ支援を行っている「認定NPO法人 日本チェルノブイリ連帯基金」宛に、避難民の子どもたちから支援のお礼として届いた絵画約90点が展示され、多くの方々にご覧いただきました。その理事長である神谷さだ子さんもご来館され、ご来場いただいている方々に絵画の説明やお話をされていました。こちらも平和な未来を考える絵画展となりました。