館長のヒトリゴト
第5回 大きな輪となれジョイントコンサート
- 2016.12.25
大きな輪となれジョイントコンサート実行委員会主催の見出しタイトル公演が
本日13:30から満員のお客さまをお迎えしてコスモホールで盛大に実施されました。
私ども佐久市文化事業団も実行委員会の構成メンバーとして関わらせていただいている事業です。
プログラムは三部からなっており以下の順で披露されました。
<第一部> 混声合唱組曲「山に祈る」
<第二部> 中学・高等学校吹奏楽演奏
<第三部> 管弦楽と合唱
「山に祈る」は東京都交響楽団団友会の演奏、そして青木裕子氏の朗読と混声合唱が調和し、
”心に沁みる”感動的な幕開けとなりました。
この合唱組曲はその昔地元長野県警が山の遭難を防止するために発行した小冊子がきっかけで誕生、
男性コーラスグループのダーク・ダックスの発案により、清水脩氏が作詞・作曲をされたそうです。
第二部は臼田中学校、岩村田高等学校、佐久長聖中学・高等学校の吹奏楽班や吹奏楽部が、
各々演奏披露を行った後、三校と東京都交響楽団団友会が加わってのジョイント演奏です。
さらに第三部では昨年新たに編成された佐久少年少女合唱団も出演し、
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」から翻案された楽曲などを披露。
昨年の同コンサートでは少し出番が少なく物足らなさが残りましたが、
今年はその成長振りとあわせ見事な歌声を聞かせてくれました。
そして出演者全員による賑やかで楽しいクリスマスソングの数々からアンコールへ。
会場から湧き上がる大きな手拍子と相まってコンサートは最高潮に盛り上がりました。
訪れた観客の皆さまにとっては素敵なクリスマスプレゼントになったことでしょう。
出演者はもちろんのこと運営を主導された長野県佐久創造館スタッフの方々や、
指導にあたられた諸先生方のご努力に敬意を表するとともに、
ジョイントコンサートの果たす役割の大きさを改めて感じた次第です。