館長のヒトリゴト
市民ミュージカル「黄金の郷」、11月13日(日)開幕
- 2016.10.30
市民パワーが結集される“こころのミュージカル2016”
今年は用水開削に生涯を費やした市川五郎兵衛眞親公を舞台化しました。この用水事業は現在も佐久に留まらず県内外で高い評価を受けています。
お稽古は9月4日(日)から始まりました。セリフを暗記し、歌をさらい、踊りを覚えて、
いよいよ今日が第一回目の衣装を着けての通し稽古。
見せ場は、江戸城における徳川家康との謁見シーン、用水開削前の傾斜を測る測量場面(これは歌と踊りで見せます、聴かせます)、小諸城下の火事、煮え湯に腕を入れて悪行を見極める「湯記請」、そしてトンネルに生き埋めとなった主人公を救出する場面等々、見所は満載!
その分お芝居作りは大変です。しかしここまで順調に進み今日のお稽古でもその成果は歴然でした。
今までも私自身、常に全力で作品作りに取り組んできましたが、長い演出人生でもここまで市民ミュージカルに思いを馳せ、心血を注いだことは余りありません。それほどの“やりがい”を包含した市川五郎兵衛眞親公。
ミュージカル「黄金の郷」の舞台、まもなく開幕となります。
「小さな米粒に先人の大きな生きざまを見た」
笑いあり涙あり見応えも感動も最大最高!
舞台をご覧になって改めて市川五郎兵衛眞親公が残した偉業に触れていただければ幸いです。
Information
11月3日(木・祝)15:25~ SBCラジオの生放送で見所などを紹介します。
お時間があれば是非お聞きください!