館長あいさつ
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みんなでつくる・参加する・チャレンジするホール へ
こんにちは。2025年4月1日より、佐久市コスモホールの館長に就任しました、なおやマンです。
突然ですが、「文化」「芸術」「アート」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
きっと人それぞれ、さまざまな感じ方があると思います。正解なんて、ありませんよね。
ぼくは、「人の創造的な行為すべてがアート」だと考えています。
アーティストじゃなくても年齢に関係なく、誰もが何かを生み出すことができますよね。
それがアートなんです。
コスモホールが、そんな創造の場になれたら素敵だなと思っています。
地域の人たちがこのホールで、それぞれの思いやアイデアをカタチにしていく。
そのひとつひとつが刺激し合い、広がって、次のアートへとつながっていく。
佐久市コスモホールは、そんな「地域のアートセンター」を目指していきます。
さあ、みなさん。どんなことをしてみたいですか?
ひとりでも、仲間とでも、これから出会う人たちとでも。
一緒に、わくわくするチャレンジをしていきましょう!
最近、芸術性の高い・低い、アートかアートじゃないか…という視点で、意見が分かれたり、誰かを否定するような空気を感じることがあります。
でも、本来アートって、多様な人々をつなぐものだったはず。
だからこそ、分断ではなく「協働」や「共創」を大切にしていきたい。
お互いを認め合い、刺激し合いながら、心から笑顔になれる場所を、みんなでつくっていきたいと思っています。
そのためには、ひとりひとりが「創造的に生きること」、そして「違いを尊重すること」が大切です。
自分と考え方が違う誰かを否定するのではなく、「違いがあるからこそ、面白い」と思えること。
それが、本当の意味でのダイバーシティであり、文化を育てていく力になるのだと思います。
ありのままの自分でいられる場所。
それが、ぼくの考える「文化の土台」です。
コスモホールでは、みんなでつくり、みんなで参加し、みんなでチャレンジしていきます。
もちろん、ホールの中だけにとどまりません。
他の施設や団体とも連携しながら、時には外にも飛び出していきます!
ぼくも、みなさんやスタッフと一緒に、楽しみながら、創造的な毎日を過ごしていきたいです。
「こんなホールがあったらいいな」――その想いを、一緒にカタチにしていきましょう!
これから、どうぞよろしくお願いします!
2025年4月1日 佐久市コスモホール館長 なおやマン
なおやマンプロフィール
東京都出身。学習院大学理学部化学科卒業後、東京ガス(株)環境エネルギー館インタープリター(教育プログラムの企画実施)を経て、2004年に独立。
全国各地で「毎日の当たり前をワクワクに」する、こども向けのステージショーやワークショップを展開中。美術館でのアートワークショップや、音楽祭での演奏家の方々とのコンサート&ワークショップなど、ジャンルや年齢に拘らずに、創造的な活動を楽しむ環境をつくっている。教育施設スタッフや教職員の研修、教育施設の竣工事業なども行っている。自然・生きもの・人間がお互いを尊重し合える社会を目指している。
2016年4月~2023年3月末までsakumo佐久市子ども未来館館長。
京都芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻 学際デザイン研究領域修了 芸術修士(MFA)。
登山好きな妻、自然とともに暮らすことに挑戦中の長男、サッカー大好きな次男と、軽井沢のログハウスに暮らしている。
ピンク色が好きで、4色ボールペンは4色ともピンク色。洗濯埃もピンク色。車もパンツもピンク色。
幼少期から高校生くらいまで場面緘黙症で、学校のクラスでは話ができない時期を過ごした経験から、表現する自由・表現しない自由について考えている。
【現在】
・こどもヘンテコまほうラボ所長
・佐久大学信州短期大学部子ども福祉専攻 非常勤講師(保育士養成 表現の授業を担当)
・国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座講師
・佐久市子ども・子育て支援拠点施設運営検討有識者会議
・京都芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻 学際デザイン研究領域修了 研究員
・軽井沢町社会教育委員
・東京藝術大学 履修証明プログラム「Diversity on the Arts Project」受講中
など
【主な受賞歴】
・環境省グッドライフアワード特別賞受賞
・第2回キッズワークショップアワード優秀賞受賞
・第1回キッズワークショップアワード優秀賞受賞
など