館長のヒトリゴト
来る年に思いを馳せて
- 2023.12.04
- コスモホール佐久第九(3日・(日))合唱付き大編成演奏会として 佐久市の年末を彩ってくださいました指揮は昨年に引き続き栁澤寿男さん夏の結団式に始まり 毎週金曜夜に合唱練習を重ねて今日の日を迎えた皆さまの 晴れやかで素敵な笑顔と出会いもうそれだけで喜びに包まれました
年明け文化事業団の蔵出し速報♦️♦️(続き)
- 2023.11.22
共催公演と関連企画のご案内です
主催は劇空間 夢幻公房①関連企画・ひかる翼プロジェクト乳幼児向けプレイワーク日時:1月21日(土) 10時〜会場:コスモホール(小ホール)料金:1,000円
年明け文化事業団の蔵出し速報♦️♦️
- 2023.11.22
- COSMO舞台芸術アカデミー愛称:ぶげい①令和6年1月14日(日)13時〜 佐久市コスモホール〈小ホール〉人形劇のまち飯田から 飯田人形劇センターが出張WSを開催支援:信州アーツカウンシル②令和6年1月21日(日)13時〜 佐久市コスモホール〈小ホール〉アレが帰って来ました! 名優の壤晴彦氏による 超人気講座&リーディング体験どちらも無料で実施のため 早々に定員締切となる予想です
市民ミュージカルの現状
- 2023.11.21
- 周年記念や特別な大義が無い限り 大きな予算は付かないし掛けられないこれが市民劇(ミュージカル)です また地域の理解がなければ続きません仮に製作費用が増えれば 出演者に十分な訓練や指導が可能となり創造環境を整えることだって出来る舞台づくりに至っては 時代考証の伴う衣裳や小道具の調達大手資本の商業演劇や立派な劇団等と比べる必要はありませんが見栄えのする豪華セット等も仕込めます何より支える市民スタッフは 殆どがボランティア有志の方々準備期間は週末返上で運営にあたるそうまでして続けられるのは 地元愛と奉仕精神の賜物だと思いますこの心もちが崩れたら 市民劇(ミュージカル)の成立は難しく継続は困難となるでしょう ケアせずこのまま放ってはおけません補助金やクラファンなど 資金調達の手立ては色々あるものの必ず実現する訳ではありません お金が全てとは言いませんが必要とする製作費があれば 劇世界がもっと広がるのは言わずもがなですこの国の偏った予算配分のツケは 地方文化にも少なからず影響を及ぼします今こうして毎年休むことなく 続けられたことを振り返り経済も踏まえ 運営スタッフや出演者の関わり方など様々なパワーバランスを見回し 私なりに15年を検証している最中です今回作品で取り上げた若月俊一先生は 医療現場に文化を持ち込みコミュニケーションの大切さを通し 地域交流や社会貢献を果たされました演劇を使った市民ミュージカルもまた 地域で起こっていることを知るばかりかコロナ下で喪失した人の距離感を縮め 交流や相互理解のツールとして益々その必要性と価値の高まりが 求められるべきではないでしょうか佐久市の市民ミュージカルは 地域の皆さまが作り支える文化財ですこれ迄の轍(わだち)を確かなものとし 様々な困難を乗り越えた先に新しい道が繋がることを願ってやみません
たった2回の舞台に流した汗
- 2023.11.21
- 暑い暑い9月3日(日)の初顔合わせ 記録破りの真夏日で額に浮かぶ汗あの日から約2ヶ月半 出演者たち一人ひとりを振り返れば歌唱指導に喰らい付いて流した汗 色々覚えられないヤバい冷や汗表現に悩んで思わず手に汗握ったこともたった2回のためだけに流した たくさん以上に沢山の汗そして本日無事に幕が降りました練習の成果がギュッと詰まった 最高に神々しい素晴らしい公演です私自身は春から脚本の改定を始め 歌詞の推敲を繰り返し音楽のイメージを作曲者に伝え 基となるプランや方向性を固めて市民スタッフと打ち合わせするなど 演出指導に備えましたお稽古中は何度も肝を冷やしましたさて一つ備忘録として タイトルに「わだち(轍)」を使おうそう決めたのは確か5月5日今物語を手がけるにあたり 佐久で続けて来たこの市民ミュージカル当初に掲げた水準へ達した時に その足跡と重ね合わせたいと考え頭に浮かんだものでした その目標は達成出来たと自負しています今はただただ感無量