今年度最終の芸術体験講座（通称：PAS）
第54回特別講座「声と朗読の体験」と第55回「リーデング公演」❣️

東京から壤晴彦氏を迎えて体験の講座と実演を定員一杯で開催。
演劇や音楽の訓練に腹式呼吸がありますが、これは何年も前から疑問視されています。そこで氏が実践・推奨するのは丹田の鍛えであり見直し。日本の伝統芸能の謡（うたい）に見られる無理のない呼吸法、そして発声法です。80歳を超えても理想の声が出せる。実際その後の「リーデング公演」を目の当たりにして目からウロコの腑に落ちる納得の教えであることを強く実感しました。
リーデング公演には相澤まどかさん、村上如水さん（壤氏主宰の演劇倶楽部『座』所属）も出演。小川未明作「時計のない村」と星新一作「殺し屋ですのよ」を三人語りで、壤氏の一人語りの短編の後、さねとうあきら作「おこんじようるり」でした。目の前で繰り広げられる感動の読みに、お客さまは涙涙。私もデトックスです。